赤ちゃんの泣き声は「あ・い・う・え・お」?

赤ちゃん

お隣の、若いご夫婦に

お子さんが生まれました。

 

我が家は、(たぶん、ほかのご近所さんも)

晴れた日のベランダの窓は、ほぼ全開。

 

洗濯機や掃除機、

テレビや楽器の練習音が

空中を漂ってきて

うちの窓からも、な~んとなく入ってきます。

 

生活音って、そんなもん。

お互い様だし、誰も気にしません。

 

そして、赤ちゃんの泣き声も

仲間入りしました。

 

初めのころは

泣き声というより、泣き叫び声。

「ウギィア~、ウギィア~」と聴こえました。

 

ところが、最近は

「おえ~ん、おえ~ん」とか

「あ~ん、あ~ん」に変わってきたような・・・

 

赤ちゃんの泣き声も

月齢とともに、成長するんですね。

 

 

とはいえ、この時期の赤ちゃん

もちろん、まだ、ことばは話せません。

 

口の中で「子音」をつくることが

できません。

 

 

子音は、舌やくちびる、頬などを

複雑に動かしたり、形を変化させたりして

作る音です。

 

でも、「母音」は違います。

口の形を変えるだけで

比較的簡単に作ることができます。

 

例えば、舌は同じ位置に置いたまま動かさないようにして

「かきくけこ」と言うことは、ちょっと難しい。でも、

「あいうえお」と言うことは、できます。

 

(よかったら、一度、試してみてくださいね)

 

だから、赤ちゃんの泣き声は

基本的には「母音」なんですね。

 

「ああ~ん、え~ん、うえ~ん」と

こんな感じです。

 

 

 

そして、お隣の新しいママさんは

たまに、外でばったり遭うと、

「(赤ちゃんが)いつもうるさくて、すいません」

と、おっしゃいます。

 

「いえ、いえ、全然、そんなことないですよ。

どうぞ、気になさらないでくださいね」

と、そのたびに、私もお伝えしています。

 

 

これ、本当なんですよ。

 

ご近所挨拶でも、社交辞令でも

なんでもなくて

正直な気持ちです。

 

 

赤ちゃんの泣き声を聴くと

懐かしいような

温かいような

不思議な気持ちで

胸の奥が「くっ」となったりします。

 

 

自分の子どもの幼いころを思い出すからかな?

 

その当時は、そんな余裕は全然なかったのに

過ぎてしまえば、こんなものなのかもですね。

 

 

今現在、パワー全開!

子育て真っ盛り!

のママさんやパパさん

 

大変な毎日だと思いますが

どうぞ、がんばって!

過ぎてしまえば、こんなものか・・・と

思う日が、必ず来ますから。

 

 

そして、もし、ご近所の子育て終了組さんから

「泣き声なんて、全然気にならないですよ」

って、言われたら・・・

 

大丈夫!

 

それは、きっと

本当です。

 

その方も、胸の奥が「くっ」となってる・・・

かも、しれませんね。

 

 

momon