子どもと英語② 小学生の英語

小学校での英語の授業 

『誰が教える?』

 

小学生の英語教育が、まだ正式にスタートする以前のお話。

 

花子も草介も、まだ小さい頃のことです。

 

ほんの短い期間ですが、

公立小学校で「英会話と国際教育」を

教える仕事をしていたことがあります。

(「国際教育」って言葉、今でもあるのかな?

なんだか古い用語に聴こえますね。)

 

期間限定の国の事業で、

どこかの省庁がスポンサーでした。

ひょんなことからお声がかかり、

生まれて初めて”学校の先生”を体験しました。

大変なこともたくさんありましたが、

とても楽しい時間だったし

素敵な経験をさせていただいたと思っています。

 

そのころは、『諸外国に比べて日本人の英語力はとても低い!』

『これからの時代はもっと英語が話せる人材を育てることが重要!!』

『そのためには、なんてったって、早期教育!』

『小学生のうちから英語を学び始めることが必須だ!』

・・・なんていうのが、世の中の風潮でした。(個人の感想です。)

 

(もちろん、当時は今ほどのネット社会ではなく、

外国人観光客が日本の隅々にまで出現するような時代でもなかったので、

中学校に入って初めて英語に触れる子どもがほとんどだったと思います。)

 

で、国としても、小学校で英語教育を始めるにあたって、

いろいろお試し期間が必要だったのかな。

 

そこで、出てきたのが

『だれが、どのように、どんな英語を教えるか?』問題だったと思われます。

(これも、個人の感想です。)

 

①小学校の先生は、英語を教え(られ)ない

②中学校以上の英語の先生は、小学校で教え(られ)ない

 

主に、①②の理由から、まずは、『だれが』問題の解決のために、

一般人の私にも声がかかったのでした。

 

 

~続きます~

 

 

momon